2010年9月8日水曜日

遅くなりましたが…追慕祭とフィールドワークの報告!!

9月1日(水)、日差しがこれでもかと肌を刺すような猛暑の中、「冤死同胞慰霊碑」建立62周年記念追慕祭と、韓国併合100年に関係する場所を2ヶ所訪れるFWに行ってきました。


まずは追慕祭の様子から。
会場にはたくさんの在日同胞のほかに、衆議院議員や名古屋市議会委員、また映画「ヒロシマ・ピョンヤン」を制作されたフォトジャーナリストの伊藤孝司氏も見えて、やおよそ1時間ほどにわたり行われました。

愛知朝高生と一緒に後ろのテントの中でご挨拶の言葉を聞く日朝メンバー。
しかし暑かった…。
式の中で「冤死同胞慰霊碑」管理委員会委員長の姜明求さんからのメッセージが読まれ、その中で姜さんは、異国の地で犠牲になった同胞たちを厳かに追慕し、これからも在日同胞の地位獲得運動を展開し続けていくべきであるということを語られました。

追慕祭が終わり、わが日朝メンバーは近くにある日清戦争「第一軍戦死者記念碑」を訪れました。
さつきさんが用意してくれた資料を参考に記念碑をみると、高さは22m、周りには本物の砲弾が並べられていたことに一同ビックリ!
碑にはラッパやサーベル、ツルハシ、歩兵銃などのレリーフが施されており、戦死者の追悼に加えて戦争に向け士気を高めるために建てられたと言われているそうです。
最後に一行は、1923年に関東大震災の混乱の中、社会運動家・アナキストの大杉栄、妻の伊藤野枝とともに虐殺された甥の橘宗一くんのお墓へ。
残念ながら写真はありませんが、平らな岩に英語でMr.M.Tachibanaと書かれた墓で、かなり目立っていました。しかし発見される前は雑草に覆われていて、たまたま通りかかった人が不思議に思いその中をのぞいたおかげで発見されたそうです。
この墓の場所を知っているとかなりマニアックだとか…笑
今回は本当に貴重なフィールドワークでした。自分たちの地元に韓国併合100年にかかわるものがこんなにあったことに気づくだけでもとても勉強になったと思います。また日朝メンバーでいろんなところに足を運べたらと思います!ありがとうございました!
PS:下記のサイトに韓国併合100年の歴史にかかわる動画が見られますので、ぜひ覗いてみてください!
(そんお)

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