追慕祭は毎年、碑の建立日の9月1日に行われています。
日朝友好愛知学生の会では植民地支配から現在までの100年の朝鮮半島と日本の歴史を振り返り、北東アジアの平和を考える時間になればと、この日にあわせてフィールドワークをおこないます。
日泰寺には1923年に関東大震災の混乱の中、社会運動家・アナキストの大杉栄、妻の伊藤野枝とともに虐殺された甥(大杉の妹・あやめの子)の橘宗一くん(当時7歳)のお墓もあり、9月16日が命日なので、こちらにもお参りし、当時の社会主義運動家に対する国家の思想弾圧と朝鮮との関係を学びたいと思います。
1910年に起こった大逆事件では、多くの日本の社会主義者やアナキストたちが国家に弾圧され殺されました。当時、日露戦争から韓国併合の流れに反対する社会主義者たちは日帝にとって不都合な存在であり、弾圧の対象となったのです。
大杉栄は大逆事件当時、別件で収監されており、取調べを受けるも嫌疑不十分で不起訴となり難を逃れますが、関東大震災の混乱時に日ごろから社会主義者を国家の害虫だと考えていた憲兵隊大尉甘粕正彦によって虐殺されてしまいます・・・。
「韓国併合」から100年、大逆事件から100年、朝鮮と日本の友好や平和を願う人々、朝鮮人と日本人がともに近代の歴史を学ぶフィールドワークにぜひご参加ください。
連絡先→nicchoaichi@gmail.com
追慕祭は午前11時から正午までですので、橘宗一少年のお墓参りをしてもお昼すぎには解散できると思います。
(さつき)
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