2010年6月4日金曜日
野宿を強いられている人々を取りまく問題についての学習会
6月3日(木)に金沢スタディーツアーの報告会と、3回目の学習会を開催しました!
ツアー参加者のわたくしさつきが金沢でのツアーの様子を写真をまじえて報告したあと、
今回はいつもとは趣向を変えて、「野宿を強いられている人々を取りまく問題について」という内容で、日本人メンバーのしんくんが4年間の夜まわり活動をとおして見えてきたことを話してくれました。
日本と朝鮮の間に横たわる100年の歴史、その歴史のねじれの中でうまれた在日朝鮮人を取りまく問題を考え「真の日朝友好」を築いてゆくには、ものごとを多角的に見る目が必要です。
今回の学習会のテーマは一見無関係に見えますが、日本社会(を構成しているわたしたち)の未熟さや排除性、そこからうみだされてしまう野宿・路上生活を強いられてしまう人たちを取りまく問題について考えることは、じつは日朝友好と無関係ではありません。
日常の中であらゆる形となって現れる「排除」に気付くこと、ともすれば簡単に「支配・分断・細分化されてしまう」システムの中を自律的に生き、連帯の意識を持つことはどんな社会問題を考えるときにも必要な感性です。
そんなこんなでムムムと唸りながらの学習会のあとは、ちかくの台湾料理屋で乾杯!
間近に控えたW杯の話題から、なぜか「ヘディングを失敗するとのどちんこがカユくなる」というクダラナイ話で盛り上がり、真面目一徹でなくそんな話もできる(むしろそっちのほうが多い?)日朝友好愛知学生の会の多様性とゆるさ、だけどじつは真剣、っていいなあ、としみじみ感じました。
興味のある方は学習会やイベントに、お気軽にご参加ください。ほんと、楽しいですよ♪
メールでのお問い合わせもお気軽にどうぞ。
nicchoaichi@gmail.com
(さつき)
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